January 08, 2009

いつもはパクるジョジョが、今回はパクられた。


「24」で人気者になったという、ただのおっさんキーファー・サザーランド主演の映画「ミラーズ」を見た。(おっさんの演技は可もなく不可もなく)

まあ、なんだ、ありがちな相当つまらないホラー映画を想像していたからか、かなりしっかりした構造で楽しめたのは良かった。んだけど、やっぱり荒木飛呂彦の「ジョジョの奇妙な冒険」に想を得たんじゃなかろうかという気がして仕方ない。どうなの?

一応、ジョジョを知らない人に説明しておくと、ジョジョでは鏡を使った敵が2回も出てくる。一人目が登場したときは、ものすごい衝撃だった。鏡には迫り来る敵が写ってるのに、振り向くと誰もいない。あのとき受けた衝撃は、「ミラーズ」でも使われている。さらに……

(こっからは「ミラーズ」のオチだから、映画を見る気のある人はご注意。)

↓↓



二人目が登場したときは、鏡の向こうの世界に引きずり込まれる、という恐ろしい能力があった。鏡の向こうに世界があるという発想がすんばらしい。文字が反対側になってることで自分が鏡の世界にいると気がつく、という嬉しくない発見の瞬間、そのドキドキが忘れられない。その感覚はなんと、映画のオチに使われている。

そんなわけで、「ジョジョの奇妙な冒険」自体が映画のネタをさんざん使ってるので、こんなことくらいでパクったとか言う訳にはいかないが、でもその衝撃が初体験じゃないということは、映画の印象に大きく響いた。いや、悪いわけじゃないんですよ。映画自体は。

韓国ホラーのリメイクだからなのか(それは未見)、アメリカホラーにしては丁寧に構成されていて、よくある恐怖のための物語的破綻がほとんどなく、しかも主人公の存在と、家族を守れるかという問題と、そして鏡の謎を解いていくという点と……重層的にクライマックスに近づく構成が見事なんです(クライマックス自体はグダグダ。)

ただ前述のように、鏡ならではのワクワク・ドキドキは既に漫画で経験済みだったので、何も感じなかったんですよ。ジョジョを読んでないという残念な人がいたら、それはきっと興奮したんじゃないかな〜。うらやましい。あと、子供が鏡の世界から戻ってきて水面から出てくるラストの描写も、ジョジョでそっくりなのがあった。第5部でジョバーナとナランチャが魚の奴と対戦するときだ。

この映画、やっぱりジョジョを……!!!



これは、「ミラーズ」の原作。韓国のミラーズ。ハリウッドがどこをアレンジして、どこを踏襲したのか……気になる。

↓↓↓

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motecinema at 00:54│Comments(0)★★★ まあまあの映画 

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