April 18, 2007

犯人は事件の朝、何を?

ご存知、バージニア州で起きた、32人が殺されたバージニア工科大学・銃乱射事件について。ニュースでもやいのやいのと取り上げられてるし、どうも黙ってるわけにもいかないので、事件に関連する2つの映画を紹介しておきます。既に見た方も多いと思いますが……

「エレファント」と、「ボウリング・フォー・コロンバイン」です。


エレファント
出演: ジョン・ロビンソン, アレックス・フロスト, エリック・デューレン
監督: ガス・ヴァン・サント

バージニア工科大学の事件は、韓国人の鬱屈がたまりにたまって暴発したと報道されてますが、「エレファント」の基になったコロンバイン高校の事件も、種類こそ違えど、引き金を引いたのは鬱屈のようです。私には、銃という形である以上、アメリカ社会全体としての鬱屈にしか見えませんが……。


◆アマゾンの解説

米コロンバイン高校の銃撃事件を題材にして、ガス・ヴァン・サント監督がカンヌ国際映画祭でパルムドールと監督賞を受賞したセンセーショナルな一作。事件の当日、生と死の運命を分けることになる高校生たちの日常を追いかけながら、加害者2人が犯行に至るまでのドラマが進行していく。

生徒ごとに章立てされた構成。ユニークなのは、それぞれの生徒の後ろをついていくカメラワークだ。スムーズな映像の動きと、それぞれの視点で映し出される校内の風景を通して、各人物の個性や人間関係が浮かび上がってくる。極端なダイエットやいじめなどを描いた何気ない日常も、その後、血に染まる光景に化すと思いながら観ると、かなりスリリングだ。

もっとも緊密感があるのは、加害者2人の部分。監督は、彼らの動機を明らかにするわけではなく、その行動を冷徹にとらえる。惨劇シーンは目を覆うばかりだが、映画全体は、リリカルな映像とクラシックの音楽の効用で心地よい空気に覆われ、映画初出演のキャストたちがみずみずしい存在感を放つ。不思議な後味を残す一作だ。




ボウリング・フォー・コロンバイン
出演: マイケル・ムーア, チャールトン・ヘストン
監督: マイケル・ムーア

バージニア工科大学の事件もそうですが、コロンバイン高校のときも事件後に銃規制の問題が大論争になりました。これは、その問題に絞った映画です。ところで、コロンバイン高校で銃を乱射した2人組は、その朝、ボウリングをやっていたそうです。今回の犯人は男女関係のもつれが原因とか報道されてますが、事件の朝、何をしてたんでしょうか。オナニー?


◆アマゾンの解説

マイケル・ムーアが、アポなし突撃取材で挑んだ優れたドキュメンタリー映画で、今回のターゲットは「銃規制」。

この主題をとりまくあらゆる論争を巧みに展開、それらの論争を打ち負かしていくが、「他の民主主義国家に比べて、どうしてアメリカ人は互いを殺しあうのか?」という問題の答えはなかなか見つからない。

コロンバイン高校銃乱射事件や、ムーアの地元ミシガン州フリントで起きた6歳児の発砲事件にフォーカスを当て、探求は進む。

コロンバイン高校銃乱射事件を引き起こした生徒が銃を購入した大手ディスカウントストアのKマート本社に乗り込んだり、全米ライフル協会(NRA)会長、チャールトン・へストンの自宅を訪問、アメリカ国内での銃規制に反対する人々や組織に説明責任を求める。





◆◆◆

やっぱり、アメリカなんて野蛮な国には行きたくないものです。みんなも行くのやめようよ……


エレファント
出演: ジョン・ロビンソン, アレックス・フロスト, エリック・デューレン
監督: ガス・ヴァン・サント


ボウリング・フォー・コロンバイン
出演: マイケル・ムーア, チャールトン・ヘストン
監督: マイケル・ムーア


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だいおう
ゆる〜く活動中の猫好きシナリオライター。ここでは、ただの映画バカとしてやってます。よろしく♪

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