December 10, 2005

バッドサンタ

家族で見るというより、友だちと。
暇つぶしにぴったりなクリスマス映画。

バッドサンタ


毎年クリスマスにはサンタクロースの扮装をするウィリー。
デパートで子供と写真を撮るのが仕事なのだ。
が、その正体はデパートの金庫破り。
ほんとは子供なんて大嫌いで、好きなのは女と酒だけ。
ところが、やたらと懐いてくるデブの少年が1人……。

不良サンタがこの少年と交流していく様を、軽くてゆる〜いユーモアで描いた快作。
ビールとつまみを片手に、リラックスして気楽に楽しめる大人のクリスマス映画。
映画は難しいこと何も言わないから、こっちも何も考えなくていい。
映画は特別オシャレなもんでもないから、こっちも気取ることない。
感動は少しするけど、少しだから、しなくてもいい。
そんな映画。

サンタ姿の主人公とカーセックスする女が言う台詞……
「一度サンタとやるのが夢だったのッ!」


バッドサンタ


エグゼクティヴプロデューサー: ジョエル・コーエン/イーサン・コーエン
監督: テリー・ツワイゴフ
出演: ビリー・ボブ・ソーントン/バーニー・マック/トニー・コックス/ローレン・グレアム

◆アマゾンレビューより

クリスマスにデパートでサンタクロースの衣装で子供と写真を撮るのが仕事のウィリーの正体はデパートの金庫破り。サンタクロースは偽りの姿、子供なんて大嫌い。しかし、警察の手がウィリーに延びようとしているとき、彼をかくまったのは、デパートで彼にまとわりついてきた太った子供。どんなに邪険にしてもまとわりついてくる彼の相手をするうちに、ウィリーになんと父性が芽生えてきた?

女と酒が大好きな不良サンタを演じるのはビリー・ボブ・ソーントン。サンタを信じる子供の前でも悪態をつく姿は、ブラックユーモアたっぷりで、まさに“バッドサンタ”そのもの、ドンピシャのハマリ役。それでも子供との交流の中で、不良サンタの心に温かい何かが生まれるところは、やはりクリスマス映画。サンタクロースを最後まで悪者にすることはできなかったのかもしれない。『ゴーストワールド』で絶賛されたテリー・ツワイゴフ監督が作り上げた、最初は苦いが後味はスイートな本作、悪になりきれないところがチャーミングなサンタクロース、ビリー・ボブ・ソーントンの魅力が全編を支えている。

バッドサンタ


motecinema at 12:00│Comments(0)TrackBack(1)

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1. バッドサンタ  [ 映画醒酔 ]   December 28, 2005 03:21
<バッドサンタ> あらすじ:酒と女が大好きのぐーたら男ウィリー(ビリー・ボブ・ソーントン)の職業はサンタ。年末になると相棒のマーカスと組んで、デパートで子供と写真撮影を行う。しかしその正体は大泥棒!今年もあるデパートに狙いを定め出稼ぎに。しかしその仕事中....

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