October 10, 2005

●おらのお尻見たなあ〜

「自殺を食い止める映画を探そう♪」の巻 〜その1〜
『ピンク・フラミンゴ』

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富士の樹海。
磁性溶岩地帯といって、磁石が利かなくなる地域を含む。
ここに入ると、出たくなっても出られない。
助けて欲しくなっても助からない。
だから気弱な人ほど、そこへ行く。
自殺というより、富士に、自然界に殺してもらうために。
最後の最期まで、ヒトマカセ・カゼマカセなのだ。

あれ。
こんなことが言いたいんじゃなかった。

樹海のまわりには、警察の作った看板があり、そんなこと言われても絶対改心しないだろうなって言葉が並んでいる。
「たった一つの命を大切に。命は両親から頂いた大切なもの!」
「一人で悩まず相談して下さい(富士吉田警察署のTEL〜〜)」

暗い山の中に、地味な看板をいくら立てても無駄な気がする。

だから、こうしよう。
樹海へ入る道を、ポップでキッチュなワクワク遊歩道にしよう♪

木々を全部、ピンクや原色バリバリにカラーリングしよう。
ディズニーランドのような愉快な音楽をガンガンかけよう。
なるべく子供っぽいのがいいと思う。
あちこちに、たくさんのお菓子や、色んなキャラクターの人形を置く。
くまのプーさんが、「自殺はこっちへ」と看板をぶら下げて案内する。
人形はセンサーで人を感知して喋ると、もっと楽しい。
クレヨンしんちゃんが尻を振って「おらのお尻見たなあ。ちんちんぶーらぶら」と言ったりするのだ。

こうしとけば、みんな自殺がバカバカしくなるだろう。
そんな愉快な遊歩道を歩いていくバカバカしさに耐えられず、引き返してしまうだろう。

自殺を止めるのは……
「命を大切に」っていう道徳でもなく、
「相談して」という他人でもない。
ただ、圧倒的にくだらないバカバカしさが一番だと思う。


というわけで、
自殺を止めるためのバカバカしい映画を紹介しよう!

ただ、

ここまで読んで疲れたでしょう。俺は書いてて疲れたよ。
それに長いと自殺したくなるかもしれない。
だから今日はこれで終わり。
とりあえず次回の日記まで、これでも見といて。
前に紹介したやつ。
巨漢お下劣女がうんこを食うバカバカしい映画の金字塔『ピンク・フラミンゴ』

ピンクフラミンゴ



motecinema at 20:03│Comments(3)TrackBack(0)

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この記事へのコメント

1. Posted by まめりん   October 15, 2005 10:02
ほとんど毎日のようにチェックしに来る度、
「おならのお尻見たなあ〜」と読んで、ギョッとしてましたが、
最近やっと、「おらの〜」と読めるようになりました。
良かった!良かった?
2. Posted by BlogPetの帝王   October 19, 2005 11:25
富士で映画とかを相談したかったの♪


3. Posted by だいおう   October 22, 2005 08:11
>まめりんさん

では、次はそうゆうタイトルにしてみます。

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