April 04, 2008
ゲイの映画「苺とチョコレート」

苺とチョコレート
監督:トマス・グティエレス・アレア/フアン・カルロス・タビオ
出演:ホルヘ・ぺルゴリア, ウラディーミル・クルス, ミルタ・イバラ
監督は、ニューヨークのSOHOハウスのGrand Classics Monthly Screeningで、メキシコ人俳優、ガエル・ガルシア・ベルナルが選んだ1本として上映された「低開発の記憶 -メモリアス-」のトマス・グティエレス・アレア
共産国キューバでは同性愛は絶対タブー(カストロは同性愛者に理解あるけど)。そんな国だからこそあり得た、同性愛を完全バックアップする映画。これは、同性愛を愛を持って見守るいい映画。苺が同性愛の象徴というのは知らなかった。
◆アマゾンの解説
キューバ映画界のみならず、ラテンアメリカ映画界を代表する巨匠トマス・グティエス・アレア監督が贈るユーモラスだがピリリとした辛さも忘れない人間賛歌。
恋人に結婚されてしまい、しょげながらひとりチョコレート・アイスクリームを食べていた共産主義者の大学生ダビドは、そこでイチゴのアイスクリームを食べるホモ・セクシュアリストの芸術家ディエゴと知り合った。はじめはディエゴを嫌悪していたダビドだったが、次第に彼のピュアな人間性に惹かれていく…。
同性愛に対する偏見の強いキューバでは、イチゴは同性愛の象徴であり、そんな暗喩をユーモラスに用いながら、ピリリとした辛さを忘れることなく、問題提起と深みのある人間ドラマを両立させている秀作である。ベルリン映画祭審査員特別賞受賞作品。

苺とチョコレート
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低開発の記憶 -メモリアス-
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